文化財菌虫害防除作業主任技術者の資格更新テストに合格しました！

文化財菌虫害防除作業主任技術者の資格は、文化財虫菌害の防除を行う技術者の能力認定を行い、その業務の適正を図り、もって文化財虫菌害の防除施工の確実性と安全性を確保し、文化財の保護に寄与することを目的につくられたものです。この資格は、公益財団法人文化財虫菌害研究所が主催する試験に合格することで取得できます。また、この資格には有効期限があり、3年ごとに更新する必要があります。

文化財菌虫害防除作業主任技術者の資格更新テストは、文化財の菌虫害防除に関する知識や技術についての理解を確認するための試験です。試験の内容は、菌虫害の種類や対処法、文化財の保管方法など、文化財の保存に必要な知識を問うものとなっています。

文化財菌虫害防除作業主任技術者の資格更新テストの合格率は、年によって異なりますが、一般的には90％とされています。合格するためには、例年3月頃開催する「文化財虫菌害防除作業に関する講習会と作業主任者能力認定試験」を2日間受講し、最終日の認定試験を受けます。試験に合格することで「文化財虫菌害防除作業主任者」の申請することができます。

文化財菌虫害防除作業主任技術者の資格更新するためには、以下のような方法があります。

資格有効期間3年間の間に開催される「文化財防虫防菌処理実務講習会」の受講（10月頃開催）

「文化財虫菌害防除作業に関する講習会と作業主任者能力認定試験」を2日間受講し、最終日の認定試験を受け合格する。

上記の１の講習会の受講もしくは、2の講習会の受講及び認定試験に合格することで、文化財菌虫害防除作業主任技術者の資格更新を申請することができます。

文化財菌虫害防除作業主任技術者の資格更新テストに合格するためには、十分な準備が必要です。試験範囲を理解し、専門書や資料を読み込み、自分なりの言葉でまとめることが重要です。
また、この資格を活かして、練馬区立石神井公園ふるさと文化館に併設する練馬区有形文化財「旧内田家住宅」の管理運営経験や港区立伝統文化交流館の学芸アドバイザーを務めるなど、豊富な経験を有しております。
有形文化財などの管理運営でお困りの施設管理者や、指定管理者として有形文化財を含む施設の獲得を目指している方は、お気軽にご相談ください。